2005-01-01から1年間の記事一覧
山崎行太郎の「月刊・文芸時評」 山崎行太郎 ■文学は政治である。 芸術至上主義者は、自分の小説や批評は、たぶん政治と無縁であると言いたいかもしれないが、その言い方は間違っている。政治をどんなに嫌っても、どんなに頑強に政治に背を向けても、政治的…
山崎行太郎の「月刊・文芸時評」 ■「群像」編集長交代劇について 伝統的な「創作合評」欄や匿名コラム「侃侃諤諤」欄を廃止し、装丁も一新するなど、「群像」の大幅な改革と刷新を目指していた編集長が、志半ばで突然、解任され交代させられたらしい。わずか…